セラミックスの基礎知識

チッ化アルミ(窒化アルミニウム)アルミナイトライド

チッ化アルミセラミックスの特徴・物性・用途などについて

  1. HOME
  2. セラミックの基礎
  3. 種類と物性

 

高い熱伝導率と絶縁性が特徴的なセラミックス

チッ化アルミ(AlN)の概観

チッ化アルミ画像
  • 名称チッ化アルミ (窒化アルミニウム)
  • 英名Aluminum Nitride (アルミニウムナイトライド)
  • 化学式AlN
  • 備考アルミニウムの窒化物。 白色

 

チッ化アルミ(AlN)セラミックスの基本情報

高い熱伝導性・熱衝撃性

ファインセラミックス(エンジニアリングセラミックス)の中でも最も熱伝導率が高い。 
アルミナの7~8倍以上) 即ち、熱放射性も高い。

熱衝撃にも強く、高温状態から放熱し、これを急激に繰り返すような用途にも用いられる。

高い電気絶縁性

他のセラミックスに比べて電気絶縁性が高い。 また、誘電率が低い
-> 高い熱的特性と合わせて、電気電子部品に使用される。

低い熱膨張率

Si(シリコン)と同程度の熱膨張率であり、熱変形しにくい。



• セラミックス材料の取り扱いについて
お取り扱い可能なものとできないものがあります。 お手数ですが都度お問合せ下さい。
• 掲載情報のご利用について 
上記掲載情報は、内容を保証するものではありません。 参考程度の情報としてご利用ください。